葬儀相談日誌05

宗旨によるしきたりの違いに関して

葬儀の形式に関しては、日頃の信仰から、仏式であったり
神式であったり、キリスト教であったり
最近では無宗教のお式も多くなってきています。

上記のように、明らかに宗旨の違いがあるのであれば、ご遺族、ご親族
ともに、葬儀のしきたりが違うからとご理解いただけるのですが、
最近、仏式のお式でありながら、なぜお塩をつけないのか?
なぜ故人さまに対して旅支度をしないのかという、お親戚様からの
お問い合わせが多くなってきています。

ほとんどの場合が浄土真宗によるお寺様のお式に多く
浄土真宗の教えでは、仏の誓いを信じて念仏を唱えたものは
すぐに浄土に帰る事が約束されているので、死出の旅にでるという発想からくる
「死装束」は必要なく、故人が愛用していた服などを着用して頂きます。

又、「清め塩」に関しても死をけがれとして見なしたり、
死者の祟りを恐れる考え方に由来するようですが、そもそも亡き人を
けがれや祟りと見なすこと自体、故人様に対して失礼な行為として
このような習慣はなくすべきだと言われています。

もちろん、第一には葬儀をつかさどる、お寺様の意向が優先され、
その次に、信仰されているご遺族の考えが尊重され、会葬者の方のためには
浄土真宗でのお式であることをお伝えして、必要な方に対しては
「清め塩」をお渡しする配慮が必要だと感じます。 (今井)


浄土真宗で使わない言葉は以下のようにありますのでご参考ください。

×ご霊前・御霊→○御仏前・御尊前
×祈る→○念ずる
×戒名→○法名
×冥福を祈る→○謹んでお悔やみ申し上げます。
×魂→○故人
×回向→○読経・おつとめ
×引導を渡す→○おかみそりを行う。
×草葉のかげ→○お浄土
×追善供養→○追悼法要
×開眼法要→○入仏法要
×お魂抜き→○遷座法要

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